先日、実の兄に電話をかけて、モジモジと暗い話を聞いてもらいました。てとてです。
暗い話の内容を一言でまとめると…

実家へ行きたくない。お姉ちゃん夫婦に会いたくない。
以上!!(笑)
この内容を、モジモジモジモジ話をしまして…兄は一生懸命アドバイスをくれました。ありがとう、お兄ちゃん。
おかげさまで、良い考え方をすることが出来そうなので…頂いたアドバイスから、思い描いた生き方を忘れないうちに、ブログに記録することにします。
過去に囚われないで生きる・過去と共存して生きる考え方

夫との死別後、5回目の月命日を過ぎましたが…まだ生きようとか、頑張ろうとは(思うものの)強くは思えない状況のままで、日々を過ごしています。理由はひとつ。
夫の死に対して、なぜ?どうして?の答えが見つからないからです。
答えや理由を求める気持ちの解決が出来ない
ひとは、どんな出来事にも理由や原因を見つけようとします。
恋人にフラれたときには「最近わがままだったかな?」とか、勝負に負けたときには「練習不足だったかな?」とか。そういうこと以外では、原因がなんだかわからない頭痛が起きた場合も、なんでかなぁと気になりますし…「気圧の変化が原因ですよ」などとハッキリと特定されれば、納得がいって安心も出来ます。
しかし、自死を選ばれてしまった場合は、まわりの人間が答えや理由を見つけられません。
こうだったのかな?きっと、そういう気持ちだったのではないかな?と、憶測の域を出ることが出来ません。
結局のところ。なんで死んじゃったのかなぁ…と、ぐるぐる考え続けることになります。
「過去にとらわれないで生きたほうが良いよ」
これは、兄からのアドバイスの一言です。正直なところ、この言葉でちょっと傷つきました(笑)

もう夫は、過去の人なんだなぁ…
と、現実をつきつけられた気持ちになったからです。
兄・「とりあえず今は、子供たちのことと自分の家の事だけをしっかり考えるだけでいい。亡くなった○○の事にも囚われないで生きていったほうが良い。今は、実家の事とか周りのことは考えなくてもいい。周りにどう思われようと、自分たちのことを考えていればいい。」
実家に行きたくない理由・姉に会いたくない理由
具体的に理由を挙げていくと
- 新しい人が見つかるよ…などの再婚系の励まし
- いつまでもくよくよしちゃだめだよ…の前向きを求める励まし
- 姉夫婦の仲の良い姿を見るのが辛い
このあたりが心底苦しいのです。
大好きな夫が突然亡くなって、まだ5か月。はい、いなくなったから次頑張ろう!再婚もあるよー。みたいに、簡単に切り替えられるはずもありません。
心配してくれてるやら、励ましてくれるってことはわかってるんですけれどもね…。だめなんです。新しい人見つかるよ…は、今は本当に耐えられない言葉なんです…(;^ω^)
過去に囚われず、過去と共に生きる。
囚われる、を辞書で引くと
1・つかまえられる。とらえられる。
2・固定した価値観や考え方などに拘束される。
引用元・weblio辞書
夫のことに囚われる、過去のことに囚われる…という意味だと、2番の「価値観や考え方に拘束される」ほうに、あたります。
過去に囚われるな、という兄の言葉は「忘れろ」という意味ではなくて、そのことだけを考えたり、難しく考えすぎるな…という意味で言ってくれたと考えています。
- なんで死んだの?
- いつから何で悩んでいたの?
- なんで何も打ち明けてくれなかったの?
- 私は何をすればよかった?
- 何がダメだったからこうなった?
これらをぐるぐると考えすぎて抜け出せなくなるのは、囚われている時間。囚われてはいけない。囚われたくはない。ただただ…
夫のことを忘れたくない。想い続けて生きていきたいです。
なんで?どうして?が消えないときには
もしかしたら…私のページを読んでくださっている方の中には、自死遺族の方もいらっしゃるかもしれません。
ね。ほんとにね。なんなんでしょうね(笑)
どうしたら良かったのか…これからも、どうしたら良いのか?立ち尽くして歩けない気持ちになります。未来が果てしなく重たく感じることもあります。
自信も何にも…未来の楽しみやらも大きく欠けてしまったようです。その理由を、やっぱり探してしまいます。答えなど見つからないとわかっていても、探してしまいます。
そういう、なんで?どうして?が消えないときには「思う存分、ぐるぐる考えまくってもヨシ!」「やっぱり、やめておこうとやめるのもヨシ!」
自分が辛くならない考え方、過ごし方で、生きていってほしいと思います。
私は当分、時々ぐるぐる&あとは、夫が今はのんびり過ごしてくれているといいなぁという妄想(笑)で過ごしていこうと思います。
夏の本番。めっちゃ暑いですから、体調お気をつけて。くれぐれも、囚われすぎずに1日ずつ生きていきましょう。
(*’ω’*)