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ココアケーキを焼きながら…今日は母と夜まで一緒に居ようか

明日は、私の父の命日です。

ちょうど一年前の夜、枕もとのスマホが鳴り、病院へ駆けつけました。

父の死因は胃癌です。発見時点でステージ4。病巣の出血が止まらないことによる貧血の進行を、軽減させるための姑息手術を受けました。予想された余命よりも長く生き、亡くなる10分前の看護婦さんの声掛けに(口元拭こうか、とかの看護の声掛けだった気がするな…)「今はいい」と返事をし。まさかの急変で、空へ旅立ってしまいました。

私にとっては、気力と体力のある父で。私が幼いころから、父は交通事故で足を何度も骨折しています。そのたびにリハビリに励み、すごい速さで仕事に復帰する父の姿を見続けていたためか、父は不死身の存在である。

そう思い続けていました。

そんなわけ、あるはずないのにね。

ココアケーキを焼きながら…今日は母と夜まで一緒に居ようか

お父さんとお母さんに会いに行く。今日はココアクルミパウンドを焼いています。
出典・pixabay

今は、オーブンでココアとくるみのパウンドケーキを焼きながら、このブログを書いております。

いつもならば、ブログに載せるための写真を撮影して、写真のサイズ縮小と加工をして、写真データの圧縮をして(ページの容量を軽くしたいから)…としているうちに

「書きたいこと、わかんなくなっちゃった」

なんて、結局のところ。書きたい本心なんて書けないまんまで、謎のページを書いては終わることばっかりなのですが。

今日はね。

写真、とらない。とるけど、ブログに載せなくていいや。

気持ちだけ、書いておこうか。

生きている者に花束を

私のはじめての死別経験は、夫の母親。私からしたら「お義母さん・姑」という事になります。

結婚当初からの同居だったため、色々苦しい思いをしたものの。

お義母さんがとても優しい人だったから、同居が成り立ったものだと思っています。

二十歳そこそこの、ロクに料理も作れない当時の私を、嫁としてというか…娘のように接してくれた優しい人でした。

闘病の末、空に行ってしまい。落ち込んでしまったお義父さんが、よく花を供えている姿を見て。

「人って、死んだ人にばかり、お花をそなえてる。」

「お義母さんに、生きているうちに全部この花を見せたかった」

「生きているうちに…花束を届けたい」

ひねくれもの?かもしれません。

私はそんな風に、感じていました。

だめだよ。お義母さん、お花大好きだったじゃない。仏壇じゃなくてさ。葬式の棺じゃなくてさ。

生きているうちに、記念日でも何でもない日でも。お花を見せてあげればよかったよ。

なので。

明日が命日の、私のお父さんへ。

これから花束を買って、お墓に向かうけれど…。お母さんのための花束をメインで買うのを、許してね。

お母さん。この一年、ツラかったはずなの。お母さんが元気になる花を多く買わせてね。

で。お父さんへは「うまいなぁ」といつもほめてくれたお菓子を焼いているから(笑)それと、たばこ買っていくから、それで許してくだされな。

スタバに寄ろう…暖かい飲み物を

出典・pixabay

スタバにね。寄ってまいります。

楽しみにしております。

元気が出なかろうが、悲しみが消えなかろうが。

温かい飲み物を飲んで、ホッとしてきます。

たまには晩御飯…お母さんと食べよう

ブログとはいえ「母」と表記するほうが一般的なのでしょうが。

お母さん~。と表記いたします(*’ω’*)

お母さん。今は一人暮らしです。

お母さん。何食べたいかな?食べに行こうかな、お弁当を買ってこようか。

何か作ってあげようか。

何にも決まってないけれど。これから、実家へ向かいます。

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