スマホの中の写真を見るのがツラい。
そんな気持ちの人間が、ここにひとり。

こんにちは。てとてです。
夫の自死により、夫が生きていたころの写真のデータや、死別後すぐの時期に撮影したものに関しては、見ることを避けておりました。
最近のものは、なんとも思わないけれど…。まだ心に蓋をしておかないと生きていきづらい部分があります。
でも、今日は振り返る。
ささいな嬉しかったことも、写真に撮っておいたはず。あとで「してもらったこと」を思いかえせるように撮ったはず。
今日は、ひとりで振り返るためのページ。
【家族へのありがとう】スマホの中の写真・夫が作ったお弁当

👆これ。微妙な写真だとは思うのですが(笑)
私の、最近の朝ごはんです(;^ω^)朝のジョギングのあとだから…ソイプロテインを飲みたかっただけの朝ごはん(笑)
小さなお皿にのっているのは、セブンイレブンの「ちぎりパン」…娘のはなちゃんがはんぶんこしてくれたものです。
はなちゃんは、一緒におやつを食べてくれたり…私が本当にダメになった時。話を聞いて助けてくれます。
案外、はなちゃんの言葉でダメージを食らうこともありますが(笑)
はなちゃんに助けられている事、救われている部分。いっぱいあるんです。
いつもありがとう、はなちゃん。
👆こちらは、はなちゃん関連のページ。
ご近所さんへのありがとう

👆こちらは、ご近所さんが作って届けてくださった、手作りのレアチーズケーキです。
7回目の月命日を超えましたが…。実は、自治会やご近所さんへ、夫が亡くなった事を、伝えていないままの状態です。
この手作りケーキを作ってくださった方は。私から事実を伝えた、ただ一人のご近所さん。
だいぶ私の気持ちも落ち着いた時間が増えているので。そろそろ、手作りケーキのお返しをしに行きたいところです。
はなちゃんへのありがとう

👆これは、娘のはなちゃんが母の日にくれたお花です。
とある花屋さんまで、自転車で買いに行ってくれたお花。
あのお店、ちょっと遠いんだよね…。おそらく、ここぞという時の花は私がそこで買っていたから…はなちゃんもそこへ買いに行ってくれたのかな。
凄く嬉しかったです。
夫が亡くなって、初めての母の日で…。いまよりもっと、私が泣いてばかりで…本当にどうしようもなくて。
子供たちだって本当に苦しかっただろうに。親の私が子供のことを考えてあげられてない、ひどい有様だった時期の、忘れられないお花です。
私が子供を支える立場なのに…支えさせてごめんね。
支えてくれて、どうもありがとう。
ジョルジュへのありがとう

👆これは、ホワイトデーに息子のジョルジュが作ってくれた手作りお菓子です。
🍀実は今年のバレンタインデーも、夫へチョコレートは渡していました。ゴディバのチョコレートサンドを渡していたのですが…

テトテも一緒に食べようね。
と、言ってくれて(毎年夫は一緒に食べてくれていました)

えへへ。嬉しい!
なんて、いつも通りに一緒に食べる日を楽しみにしていたのでした。
しかし…その後。夫が帰ってこない夜が来て。
一緒に食べたかったゴディバのチョコレートサンドは、火葬の棺に納棺することとなりました。
豆大福に餃子に手作りお菓子…。他にもいろいろ納棺しました。
納棺して、火葬へ送り出す時が1番受け入れられなかったな。夫を奪われるようで。焼かれる夫がなるべく苦しくないように、ずっと祈っていた。私も一緒に焼かれてしまいたかった。
話はそれたけど…💦
子供たちも、わけのわからない苦しみを味わったはずで。父親を亡くして、母親もおかしくなって。
そんな年のホワイトデーに。息子のジョルジュは、作ったことのないお菓子を作ってくれました。

美味しいか分からないけれど…食べてね。

!!
美味しかったです。
お世辞抜きでね。
こんなに美味しいお菓子を、どうやって作ったんだろうと、今でも思っています。
ジョルジュは、料理をする機会は少ないけれど…センスがあるというか…味付けが良くて。過去に、何度も凄いなと思ったことがあるのです。料理のセンスがあるよねぇ(*’ω’*)
お義父さんへのありがとう

お腹にうなぎでも入れて、元気だそう!
と、お義父さんがうなぎを買ってきてくれて、家族みんなにうなぎ丼を食べさせてくれました。
お義父さんにも、感謝しかありません。息子が亡くなって、息子の嫁さんも毎日泣いていて…「俺も泣きてぇよ!」と、お義父さんも超絶辛かったと思います。
それこそ、夫の納棺の時に「三途の川の渡り賃で困ったら大変だ…」と、お財布からお札を取り出して、現金を棺に入れようとしていたな。(斎場の人が一枚だけにしておきましょう…と、一枚は入れさせてくれたけど)
息子があの世で困らないようにと、とっさに思ったのだろうな。
夫へのありがとう…絶対忘れない

さかのぼって写真を見ていたら…過去に1度、夫がお弁当を作ってくれた時の写真がありました。
このお弁当は…

私もたまには、お弁当を作ってもらいたいよ~!
と、駄々をこねたことがあるからです(笑)

うーん。あんまり上手に作れないと思うよ。
そういいながら、頑張って作ってくれたサンドイッチお弁当。私が地味に「パスコのイングリッシュマフィン」が好きであることを覚えてくれていたようで。
わざわざ、パスコのイングリッシュマフィンで、サンドイッチ弁当にしてくれました。
挟まっている具も、私が野菜も入っていたほうが好きであることを覚えていてくれた模様…。
このお弁当は、嬉しくて嬉しくて。じーっと見つめていたので、夫に「そんなにじろじろ見ないで。あんまり上手じゃないから」みたいなことを言われた記憶があります。
食べる時も、嬉しくてじーっと見てから食べた(*’ω’*)
こんな日があったことがウソみたいです。いや、もう会えないことがウソみたいだな。
思い出すと苦しいものですが…。この写真、まだあって良かったなぁ。もう、思い出しかないことは受け止めきれないけれど。なるべく思い出を覚えたままで生きていたいです。

ボケないように、頑張らなくちゃ。
なんてね。
夫、ありがとう。
はなちゃんも、ジョルジュも、お義父さんも、ありがとう。
えーと。
明日も頑張ります。
もし辛い時は、ご飯をたべて、生きてさえいればいい。
そんな感じで、生きていきます。