ストレスフリー。
心に無理なく生きていきたいと思う事は、とてつもなく欲深いことなのだろうと考えるようになりました。てとてです。
私は夫を自死で失った自死遺族です。こどもはふたり。
この世の欲望は
- 金(富)
- 色(性欲)
- 名声(評価)
こんなあたりでしょうか(*’ω’*)
お金持ちになりたい。異性にモテたい。優秀になって評価されたい。他…美味しいものを食べたいだの、色々なところへ出かけたいだの…。種類も豊富な欲望ですが。
平穏でいたい
当たり前なことのようで。
全然当たり前じゃないこと。
今回は「平穏を、求める心がつもるにつけて、道をわするる」そんな自分に気づいたお話。
平穏に執着することを手放して、少しだけ肩の荷が下りたお話。
【欲深き人の心と降る雪はつもるにつけて道を忘るる】高橋泥舟

この言葉を残したのは高橋泥舟、幕末の方です。
おそらく今現在。
私の心は、全然穏やかとは程遠く。
- 死にたい
- 消えてしまいたい
- 自分が迷惑な存在でしかない
- ごめんなさい
思考のほとんどの部分を、この4つが占めております。4つ目の「ごめんなさい」に至っては、もはや「誰に何を謝っているのか、全く分からない状態。そんな状態の自分であることにごめんなさい。」という…結構長い意味合いを、短くシンプルにした「ごめんなさい」なのです。

ビビる暗さ
苦しさから解放されたい欲望
追い詰められているのが、心なのか?脳なのか?そこらへんは、わかりません。
心療内科の初診予約をいたしました。後日、受診した際に手がかりがみつかるかもしれません。
とにもかくにも。
解放されたい
この苦しみから解放されるために、自分が考えつく事は…
- 自分が自分を生きていても良いと許せること
- 悲しみが消えなくても生きていける気持ちになれること
- 全てを頑張れる人間(理想の自分像)になって自信をつけること
このあたりです。
しかし、これが出来て解放されるビジョンが浮かびません。全く浮かばないため、どうしても「ごめんなさい。暗くて役立たずで、迷惑をかけるくらいならば死んでしまおう…」という思考に着地してしまいます。
多分、これ。絶対おかしいヤツ。
ちょっと前は、趣味のジョギングをすれば気持ちが持ち上がりました。
今は、走ることを想像するだけで苦痛です。夜中だけでなく、朝も日中も、この思考が振り切れなくなってきましたから…。
悪い方向に進んでいるのを実感。

テトテは迷惑だと思っても、俺は迷惑だと思ってないから大丈夫だよ。
👆夫・パパスは生前こう言ってくれたことがあったなぁ。
なんでちゃんと出来ないの!
- ガッツ出せよ
- そのくらい粘って頑張れよ
- 心配かけないように笑顔でいろよ
- 今日を無事にやり過ごせよ
夫を失ってからの8か月。
葬儀だの手続きだの転職だの…。自分なりに走り続けてきました。母親であり嫁であることで、頑張らないといけないと思っていた部分もあります。
疲れて、何もする気力がない時も。
ちゃんとやれよ。ちゃんとしろよ。
自分で自分を奮い立たせてきました。
心に平穏を与えなかったのは、まぎれもなく私。頑張ることをやめなかった私です。
そのうえで平穏な心でありたいとまで欲張っている。自分の能力を超えた要求を自分にしている強欲さが、自分を苦しめていることに気づきました。
- こう書くと「私はこんなに頑張ったのよ…!」という感じで…カンジ悪いですね(笑)
- 結局のところ、自分はあまり頑張ることのできない人間だ…という事です。
誰のせいでもない

これを読んでくださる人は…おそらく、大切な人を亡くした人が多いと思います。
ひとりひとりが、色々あった。
ひとりひとりが、その都度とれる選択肢を選び取ってきた。
なんなら、選択肢など無い状態のまま走り続けてきた人も、たくさんいらっしゃるはずです。
誰のせいでもない
本当に頑張ってる
平穏じゃない状態で生きることの苦しさは、尋常じゃありません。
1日1日をつぶれないように生きること。大変です。
疲れたな。しか、浮かばなかったりします。
亡くなった人のせいでも、遺された人がダメだからでも、まわりの理解が無いからでも。なんでもないです。
誰のせいでも、なんのせいでもない事。そういうこともいっぱいなんだな、世の中。
未来の平穏に乾杯を

雪積もった見失った道を。足跡をつけながら進み。
いつか、平穏を感じる瞬間が訪れたときは、乾杯をしましょう。
私に、家族に、その瞬間が訪れたとき。
フォロワーさんや、ここをたまたま通りかかってくださった方々も。
すべての人へ平穏が訪れますように。
大丈夫だと、信じさせてくれる曲
準備なんてできてない。
闘う力なんてどこにも残ってない。
海に浮かんだボートが、波に押し寄せられて。どこもかしこも大丈夫じゃない。
どうしようもなく力不足な弱い自分だ。
それでも信じたい。
私はこの先の人生を取り戻せると。もう大丈夫だって証明したい。
頑張りたい。
強い自分になりたい。